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2025.11.05
昨日の欧州市場は、リーブス英財務相が演説にて、広範な増税を進めつつも、緊縮財政への回帰は避ける方針を示した。今月26日に発表する予算について、債務削減と支出維持を両立させるための「厳しい選択になる」と説明。高水準の債務や低生産性、根強いインフレなど厳しい経済環境への対応を強調した。英の財政悪化への懸念が再燃し、ポンドドルは1.30102まで下落、ポンド円は199.869まで下落した。
オセアニア市場は、豪・準備銀行(RBA)が金融政策決定会合で政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートを3.6%に据え置くことを決定。据え置きは2会合連続。声明では「最近のインフレデータは依然としてインフレ圧力の残存を示唆している」と指摘し、民需回復や労働市場のタイトさを踏まえ、現行金利維持が適切との判断を示した。今後は経済データを注視し、次回以降の政策判断を行う方針を再確認した。
本日の指標は、6:45にNZ・第3四半期失業率、8:50に日・BOJ議事要旨公表、22:15に米・ADP雇用統計、24:00に米・ISM非製造業景況指数、24:30に米・週間原油在庫が予定されている。米・ISM非製造業景況指数の結果に注目したい。