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2025.10.30
昨日の米国市場は、米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決定し、2会合連続の引き下げとなった。採決ではミラン理事が0.50%の利下げを主張し、シュミッド米カンザスシティー連銀総裁は据え置きを求め反対票を投じた。パウエル議長が会見で「12月の利下げは既定路線ではない」と発言したことから、市場の追加利下げ観測が後退。ドル円は153.057まで上昇した。
オセアニア市場は、豪・統計局が第3四半期CPIを発表。結果は前期比1.3%上昇と、市場予想の1.1%を上回り、約2年ぶりの大幅な伸びとなった。コアインフレ率も予想を上回り、短期的な利下げ観測が後退。これを受け、来週の豪準備銀行(RBA)理事会での利下げ確率は発表前の40%から8%に急低下し、12月利下げ観測も30%未満に縮小した。政策金利は現行3.6%から2026年半ばに3.35%で底を打つ見通し。
本日の指標は、正午前後に日・BOJ政策金利&声明発表、15:30に日・植田日銀総裁の記者会見、22:15に欧・ECB政策金利&声明発表、22:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見が予定されている。日・欧の政策金利の発表に注目したい。