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2025.10.29
昨日の米国市場は、コンファレンス・ボードが10月の米消費者信頼感指数を発表。結果は94.6と、9月の95.6から低下し、4月以来6カ月ぶりの低水準となった。市場予想(93.2)は上回ったものの、FRBによる追加利下げ観測を後押しする結果となった。一方、ベッセント財務長官が日米財務相会談で日銀の金融政策に言及したと米財務省が発表。米政府が円安進行に懸念を示したとの見方が広がり、ドル円は151.759まで下落。ただ、日・片山財務相が「日銀への利上げ促しではなかった」と説明したことで、ドル円は下げ渋る展開となった。
欧州市場は、米長期金利の上昇を受けてユーロ売り・ドル買いが先行し、ユーロドルは一時1.16254まで下落。しかしその後、米利下げ観測の高まりやユーロ圏の金利据え置き観測を背景にユーロ買い・ドル売りが優勢となると、1.16688まで反発した。
本日の指標は、9:30に豪・消費者物価指数、12:30にNZ・ホークスビーRBNZ総裁の発言、22:45に加・BOC政策金利&声明発表、27:00に米・FOMC政策金利&声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。米・FOMC政策金利が利下げされるか注目したい。