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2025.09.04
昨日の米国市場は、米労働省が7月JOLTS求人件数を発表。結果は718.1万件と市場予想(737.8万件)を下回った。前月比では17.6万件減、10カ月ぶりの低水準となった。解雇件数増加により、コロナ禍以降で初めて失業者数が求人数を上回った。労働市場の減速が示されたことで、FRBが今月のFOMCで利下げに踏み切るとの観測が強まった。一方、米10年債利回りは4.19%台へ低下し、ドル円は147.880まで下落した。
オセアニア市場は、豪・統計局が第2四半期の実質GDPを発表。結果は前期比+0.6%と市場予想(+0.5%)を上回り、第1四半期の+0.3%から加速した。家計消費が+0.9%と持ち直し、成長を主導。GDP成長率を0.4%ポイント押し上げた。一方、RBAのブロック総裁はパースでの講演後、「この状況が続けば、それほど大幅な利下げは必要なくなるかもしれないが、現段階で金利がどうなるかは分からない」と発言した。
本日の指標は、10:30に豪・貿易収支、21:15に米・ADP雇用統計、21:30に米・新規失業保険申請件数、23:00に米・ISM非製造業景況指数が予定されている。米・ISM非製造業景況指数の結果に注目したい。