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2025.10.14
昨日の米国市場は、トランプ米大統領が11月1日から関税を大幅に引き上げると表明した中国との関係について、「心配しないで。きっとうまくいくだろう」とSNSに投稿。ベッセント米財務長官も「米中首脳会談は予定通り行われる」と発言したことを受け、中国が9日に発表したレアアース輸出規制で一時高まった緊張が緩和されるとの期待が高まり、米国株はダウ平均が一時670ドル超上昇。また、投資家のリスク回避姿勢が後退し、円売り・ドル買いが優勢となる中、ドル円は152.449まで上昇した。なお、ドル円は窓開けスタート後、未だ窓を埋めていない。
欧州市場は、イングランド銀行(BOE)のグリーン委員は、物価上昇圧力の抑制には金融政策が依然不十分との認識を示し、少なくとも来年3月までは金利据え置きを検討していると述べた。また、フランスの政治・財政不安が重しとなり、ユーロ売りが強まった。ユーロドルは1.15574まで下落した。
本日の指標は、9:30に豪・RBA議事録公表、15:00に英・失業率、18:00に独・ZEW景況感調査、25:20に米・パウエルFRB議長の発言、26:00に英・ベイリーBOE総裁の発言が予定されている。米・パウエルFRB議長の発言に注目したい。