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2025.02.26
昨日の米国市場は、米調査会社コンファレンス・ボードが2月の米消費者信頼感指数を発表。結果は98.3と前月から7.0ポイント低下し、3カ月連続の悪化で2024年6月以来の低水準となった。トランプ大統領の関税政策への懸念が強まり、現況・見通しともに低下。低調な結果を受け、ダウ平均はマイナス圏に沈み、リスク回避の売りが優勢となった。さらに米10年債利回りの低下幅拡大が売りに拍車をかけ、ドル円は148.557まで下落。昨年10月以来の安値を更新した。一方、ビットコイン/米ドルが一時6%下落し、1月中旬以来初めて9万ドルを割り込んだ。
欧州市場は、独・連邦統計庁が2024年第4四半期のGDP改定値を発表。結果は前期比0.2%減で、速報値から修正はなかった。一方、独10年債利回りが2.45%台から2.49%まで上昇し、さらに米・中長期金利の低下に後押しされて、ユーロドルは1.05190まで上昇した。
本日の指標は、9:30に豪・消費者物価指数、16:00に独・GFK消費者信頼感調査、16:45に仏・消費者信頼感指数、24:00に米・新築住宅販売件数、24:30に米・週間原油在庫が予定されている。南アフリカで開幕されるG20財務相・中央銀行総裁会議にも注目したい。