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2025.02.03
先週末の米国市場は、米商務省が昨年12月の個人消費支出(PCE)価格指数を発表。結果は市場予想と一致し、前年比2.6%上昇と前月の2.4%から加速した。堅調な個人消費を背景に、前年比の伸びは7カ月ぶりの高水準となった。これにより米連邦準備理事会(FRB)は利下げを急がない可能性が浮上。一方、インフレ再燃や米関税政策への警戒感が強まる中、ドル買いが先行。ドル円は日足の一目均衡表の雲がサポートとして機能している。
欧州市場は、フランス国立統計経済研究所(INSEE)が1月の消費者物価指数(CPI)を発表。結果は市場予想(3.3%)を上回り前年同月比3.4%上昇となったものの、前月の4.1%からは鈍化。さらにエネルギー価格は1.8%上昇と、前月の5.7%から大幅に鈍化。食品価格も7.2%から5.7%に低下した。このCPIの下振れの結果を受け、ユーロドルは安値を更新。5日連続陰線となっている。
本日の指標は、8:50に日・日銀金融政策決定会合における主な意見の公表、9:30に豪・小売売上高、19:00に欧・消費者物価指数、24:00に米・ISM製造業景況指数が予定されている。米・ISM製造業景況指数の結果に注目したい。