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2025.01.14
昨日の米国市場は、ニューヨーク連銀が昨年12月の消費者調査を発表。結果は1年先は3.0%で横ばい、3年先は3.0%(前月2.6%)に上昇、5年先は2.7%(前月2.9%)に低下と、インフレ期待がまちまちとなった。食品価格は上昇予想が強まる一方、ガソリン価格は2022年9月以来の低水準が予想された。また、個人財政は楽観視される一方、収入増加や雇用市場の見通しは鈍化傾向が示された。
欧州市場は、欧州中央銀行(ECB)のレーン・フィンランド中銀総裁がメディアのインタビューに応じ、「米連邦準備制度の動向に関係なく、ディスインフレ進行と成長見通しの弱さを背景に利下げ継続が理にかなう」と発言。今後のデータ次第で規模と速度が決まるとの見解を示した。一方、ブイチッチ・クロアチア中銀総裁も別のメディアにて、「現時点で利下げペースを速める可能性は低い。データが予測から大きく外れない限り現行ペースが維持される」との見通しを語った。
本日の指標は、8:30に豪・ウエストパック消費者信頼感指数、10:30に日・氷見野日銀副総裁の発言、22:30に米・生産者物価指数、29:05に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が予定されている。米・生産者物価指数の結果に注目したい。