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2025.01.13
先週末の米国市場は、米労働省が昨年12月の雇用統計を発表。結果は非農業部門の就業者数が25万6000人増加し、市場予想(16万人)を大幅に上回った。一方、失業率は前月比0.1ポイント低下の4.1%だった。堅調な雇用増加を背景に、FRBは経済の安定に自信を深めており、利下げを急がない姿勢を示している。ドルの強さは変わらず、ドル円は一時158.874まで上昇。ドル円の週足は陽線で終えている。
アジア市場は、日・内閣府が昨年11月の景気動向指数(CI)を発表。結果は一致指数が前月比1.5ポイント低下の115.3と、3カ月ぶりに減少。自動車の生産や半導体製造装置の伸び鈍化が影響した。一方、冬物衣料の販売は堅調で、景気基調判断は「下げ止まりを示している」と7カ月連続で据え置き。先行指数も107.0で前月比2.1ポイント低下し、3カ月ぶりに低下した。円が買われ・欧州通貨が売られる流れが続いており、ユーロ円、ポンド円の週足は2週連続で陰線となっている。
本日の指標は、6:45にNZ・住宅建設許可、28:00に米・財政収支が予定されているが、注目度の高い経済指標はない。日本が祝日で休場の中、円買いの流れが継続するか注目したい。