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英・米の政策金利発表に注目か

英・米の政策金利発表に注目か

英・米の政策金利発表に注目か

2024.11.07

今後の主な経済指標

  1. 1 英・BOE政策金利
  2. 2 米・FOMC政策金利

昨日の米国市場は、大統領選で、共和党のドナルド・トランプ前大統領が当選を確実にした。132年ぶりに大統領経験者が再び大統領に返り咲く形となり、トランプ氏は2025年1月20日に第47代大統領として就任する。世界はトランプ政権の復帰による大きな変化に直面し、対応が求められることになった。選挙結果を受けドル買いの流れとなり、ドル円は151円台から154円台まで上昇した。

アジア市場は、日本銀行が9月の金融政策決定会合の議事要旨を公表。米国など海外経済の不透明さを背景に、日本経済と物価への影響を慎重に見極める方針が政策委員の間で一致していたことが分かった。追加利上げには慎重な意見が相次いだほか、物価見通しやリスクに関して市場との丁寧なコミュニケーションの重要性も強調された。また、米・大統領選後にインフレ再燃や米国の長期金利上昇の可能性が指摘された。

本日の指標は、21:00に英・BOE政策金利&声明発表、21:30に英・ベイリーBOE総裁の記者会見、22:30に米・新規失業保険申請件数、28:00に米・FOMC政策金利&声明発表、28:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。英・米の政策金利発表に注目したい。

水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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