XS.com Trade the Global Markets
with a Trusted Broker

ウェルカムボーナス

5,000円キャンペーン

米株は小幅反発、欧州株急落のなか雇用統計に注目か

米株は小幅反発、欧州株急落のなか雇用統計に注目か

米株は小幅反発、欧州株急落のなか雇用統計に注目か

2026.10.02

NEW

今後の主な経済指標

  1. 1 ユーロ圏9月消費者物価指数
  2. 2 米9月雇用統計

昨日の米国市場は、朝方に米10年債利回りが2002年以来の高水準まで上昇したことで株価が下落したものの、その後は債券への買い戻しとFRB高官の慎重な発言を受けて持ち直した。NYダウは0.04%高、S&P500は0.20%高、NASDAQは0.04%高と3指数そろって小幅上昇。米新規失業保険申請件数は19.7万件と予想を下回り、ISM製造業景況指数も54.5と50を上回る拡大圏を維持した。さらにISM支払価格指数が71.1から77.9へ上昇したことで、景気の底堅さとインフレ圧力が同時に意識され、米長期金利は一時5.344%まで上昇した。

欧州市場は、世界的な債券売りと財政懸念を受けてSTOXX600が1.3%安となり、3カ月超ぶりの安値を付けた。特に銀行株は3.7%下落し、HSBCとBarclaysはそれぞれ4%超安、Lloydsも大幅に下落した。フランスでは財政運営への懸念から10年債利回りが長期ぶりの高水準へ上昇し、CAC40も1.6%下落した。一方、ユーロ圏製造業PMIは52.9まで上昇しており、景気自体は製造業を中心に底堅い。高金利が企業評価を圧迫する一方、景気が強いほど追加利上げ観測が強まりやすい難しい環境が続いている。

本日の指標は、18:00にユーロ圏9月HICP速報値、21:30に米9月雇用統計、23:00に米8月製造業新規受注が予定されている。米非農業部門雇用者数は8.8万人増と前月16.2万人増から減速し、失業率は4.1%で横ばいの予想。平均時給は前月比0.3%増が見込まれている。雇用者数が鈍化しても賃金が強ければインフレ懸念が残り、長期金利が再上昇する可能性がある。逆に雇用と賃金がともに弱ければ、高金利に圧迫されていた株式市場への買い戻しにつながるかを確認したい。

水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

report