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弱い米雇用で株高、欧州サービス業とISMに注目か

弱い米雇用で株高、欧州サービス業とISMに注目か

弱い米雇用で株高、欧州サービス業とISMに注目か

2026.10.05

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今後の主な経済指標

  1. 1 欧州9月サービス業PMI改定値
  2. 2 米9月ISM非製造業景況指数

前営業日の米国市場は、9月雇用統計が予想を下回ったことで追加利上げへの警戒が後退し、主要3指数がそろって上昇した。NYダウは0.49%高、S&P500は0.73%高、NASDAQは1.19%高となり、NASDAQの上昇が目立った。非農業部門雇用者数は2.9万人増と予想9.0万人増を大きく下回り、失業率は4.2%へ上昇。NVIDIAが1.3%、Teslaが4.7%上昇するなど大型成長株への買いが入り、金利上昇に敏感な小型株でもRussell2000が0.9%上昇した。

欧州市場は、前日の債券急落から反発し、STOXX600が0.8%上昇した。テクノロジー株が2.6%高と上昇を主導し、ドイツ10年債利回りも6bp超低下して3.454%となった。一方、ユーロ圏9月インフレ率は3.8%と予想以上に加速しており、ECBの追加利上げ観測は残っている。本日はユーロが17カ月ぶりの安値圏まで下落しているため、サービス業PMIが景気の底堅さを示しても、インフレと財政懸念を背景とした金利上昇が株式市場の重しとなるかにも注意したい。

本日の指標は、16:50から欧州各国の9月サービス業PMI改定値が順次発表され、18:00にはユーロ圏8月PPIが予定されている。PPIは前月比1.9%、前年比7.9%と高い伸びが予想されており、企業段階の物価圧力にも注目したい。米国では22:45にサービス業PMI改定値、23:00にISM非製造業景況指数が発表される。雇用減速後もサービス業が拡大を維持すれば景気不安が和らぐ一方、金利上昇が再開した場合は成長株への影響を見極めたい。

水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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