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2025.02.13
昨日の米国市場は、米労働省が1月の消費者物価指数(CPI)を発表。結果は市場予想(2.9%)を上回り、前年同月比3.0%上昇した。物価上昇の加速は4カ月連続となった。インフレの鎮静化が進まない中、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が3月の会合で利下げを見送るとの見方が強まっている。この結果を受け円安ドル高が進行し、ドル円は154.450まで上昇。日足は大陽線となり、20SMAを上抜けた。
欧州市場は、欧州連合(EU)のセフショビチ欧州委員(通商担当)が、トランプ政権の主要メンバーと電話会談し、米EU間の貿易摩擦解決策について協議した。また、トランプ米大統領は自身のSNSで、プーチン露大統領と電話会談を行い、ウクライナ戦争終結に向けた協議を開始することで合意したと発表。これらの報道を受け、欧州市場のリスク志向が改善され、ユーロドルは1.04294まで上昇。7日の高値を更新した。
本日の指標は、16:00に英・第4四半期GDP、16:30にス・消費者物価指数、18:00に欧・ECB月例報告、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・生産者物価指数が予定されている。米・生産者物価指数の結果に注目したい。