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2025.01.07
昨日の米国市場は、ワシントン・ポスト紙が「トランプ次期大統領が重要な輸入品に一律関税を導入する可能性」と報道。この報道を受けドル売りが進み、ドル円は一時156.233の安値を記録。しかし、トランプ氏が「報道は正確でない」と否定し「関税政策の後退はない」と発言するとドル買いが再び優勢となり、157.653まで回復した。今後もトランプ氏をめぐる報道や発言等によって相場が大きく動くことを考慮しておきたい。
欧州市場は、独・連邦統計庁が昨年12月の消費者物価指数(CPI)を発表。結果は市場予想(2.6%)を上回り前年同月比2.9%上昇と、前月の2.4%から加速した。これを受け、独国債の売りが促され、欧州国債市場では独・連邦債10年物の利回りが上昇。英国時間16時時点で2.4%台後半と週末から0.04%程度高い水準で取引されており、債券価格は下落している。
本日の指標は、16:45に仏・消費者物価指数、18:30に英・建設業PMI、19:00に欧・消費者物価指数、22:30に米・貿易収支、24:00に米・ISM非製造業景況指数、米・JOLTS求人が予定されている。米・ISM非製造業景況指数の結果に注目したい。