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2024.12.09
先週末の米国市場は、米労働省が11月の雇用統計を発表、結果は非農業部門雇用者数が22万7000人増と市場予想(20万人増)を上回り、10月の低調な伸びから改善した。一方、失業率は前月比0.1ポイント上昇の4.2%となり、労働市場の減速が示唆されている。南部のハリケーンやボーイングのストライキが10月の低調に影響を与えた一因とされており、今月のFOMCでの政策判断が注目されている。ドル円の週足は陽線で終えている。
欧州市場は、独・連邦統計庁が10月の鉱工業生産指数を発表。結果は市場予想(1.2%上昇)に反して予想外の減少となり、前月比1.0%低下した。エネルギー産業や自動車産業の生産低下が主な要因。経済省は「鉱工業は依然として低迷している」との見解を示した。ユーロドルの週足はコマ足の陰線、ポンドドルの週足は2週連続の陽線となっているが、200SMAに上値を押さえつけられている。
本日の指標は、8:50に日・第3四半期GDP、14:00に日・景気ウォッチャー調査、22:00に英・ラムスデンBOE副総裁の発言、24:00に米・卸売在庫が予定されている。米・FRBのブラックアウト期間入りした中、ドル買いが継続するか注目したい。