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2024.10.11
昨日の米国市場は、米労働省が9月の消費者物価指数(CPI)を発表。結果は前年同月比2.4%上昇し、前月の2.5%から鈍化したものの市場予想(2.3%)を上回った。また、新規失業保険申請件数も発表され、結果は前週比3万3,000件増の25万8,000件となり、2021年7月以来最大の増加幅となった。これはハリケーンやボーイングの一時解雇の影響によるもので、特にノースカロライナ州やフロリダ州で顕著だった。発表後、ドル円は149.543から148.228まで下落。
欧州市場は、欧州中央銀行(ECB)の先月の理事会議事要旨が公表された。「ユーロ圏の経済見通しはより懸念される状況にある。インフレは来年後半にかけて目標に向けて低下すると予想される一方、今年後半には再び上昇する可能性がある。現時点での勝利宣言は時期尚早だ」との見解が示されていたことが判明した。ユーロドルは日足で綺麗なダブルトップを形成しており、下落圧力が強いことが示唆されている。
本日の指標は、21:30に加・失業率、米・生産者物価指数、23:00に米・ミシガン大学消費者信頼感指数、26:10に米・ボウマンFRB理事の発言が予定されている。米・生産者物価指数の結果に注目したい。