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2025.01.20
先週末の米国市場は、米商務省が昨年の住宅着工件数を発表。結果は136万4000戸と、5年ぶりの低水準となった。ローン金利の高止まりが住宅購入者の負担となり、さらにハリケーン被害が着工減少の一因となった。一方、日銀の利上げ報道の影響もあり、ドル円の週足は陰線となっているが、一目均衡表の雲で反発している。日銀の利上げが相場に織り込み済みかどうか注視したい。
欧州市場は、英・国立統計局(ONS)が昨年12月の小売売上高を発表。結果は市場予想(0.4%増)を下回り、前月比0.3%減となった。食品販売が2013年以来の低水準に落ち込み、特にスーパーマーケットが影響を受けたことが要因とされている。この結果、第4四半期のGDPがマイナス成長となるリスクが浮上し、来月の利下げ観測が強まった。ポンドドルの週足は3週連続の陰線となり、昨年10月の安値に迫る勢いの下落となっている。
本日の指標は、16:00に独・生産者物価指数、16:30にスイス・生産者輸入価格、25:30に米・大統領就任式、26:00に米・トランプ大統領による就任演説が予定されている。米国は祝日で休場の中、トランプ大統領による就任演説の内容に注目したい。