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2024.07.10
昨日の米国市場は、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が議会証言で、「利下げが遅すぎると、経済活動が過度に弱まる可能性がある」と発言。今まで通り利下げの根拠が強まっていることを示唆するに止まり、大きなサプライズはなかった。発言後、ドル円は160.887から161.517まで上昇。金/米ドルは2,371.625から2,349.485まで下落。
オセアニア市場は、豪・ウエストパック銀行とメルボルン研究所が7月消費者信頼感指数を発表。結果は前月比1.1%の低下となった。また、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が6月の企業景況感指数を発表。前月から2.0低下し、4.0という結果だった。一方で準備銀行(中央銀行)は6月の会合で政策金利を据え置いたものの、物価の上振れリスクを警告しており、追加利上げに動く可能性がある。
本日の指標は、10:10頃に日・日銀国債買い入れオペ、11:00にNZ・RBNZ政策金利、23:00に米・パウエルFRB議長の議会証言、26:00に米・10年債入札、27:30に米・ボウマンFRB理事の発言、米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言が予定されている。昨日に引き続き本日も要人発言に注目したい。