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2024.07.01
先週末の米国市場は、米商務省が5月の個人消費支出(PCE)価格指数を発表。結果は市場の予想通り(前年比2.6%増)に鈍化したことを受け、ドル売りになった。その後、6月のミシガン大学消費者信頼感指数が発表され、予想(65.6)を上回る68.2という結果を受け、ドル買いに転じた。先月の月足を見ると、ドル円は為替介入が行われた160.209を超えた価格で実体が確定した。また、金/米ドルは5ヶ月ぶりに陰線で終えた。ドル買いの流れが強い。
欧州市場は、英・国立統計局(ONS)が第1四半期の国内総生産(GDP)を発表。結果は前期比0.7%増と、速報値の0.6%増から上方修正された。しかし、4日に総選挙が控えていることもあるためか、市場の反応は限定的だった。先月の月足は、ユーロドル・ポンドドルともに陰線で終えている。特にユーロドルは先月の月足の安値を下回ると下落が加速することを想定に入れておきたい。
本日の指標は、8:50に日・第2四半期日銀短観、21:00に独・消費者物価指数、23:00に米・ISM製造業景況指数、28:00に欧・ラガルドECB総裁の発言が予定されている。また、加は祝日のため休場。米ドル買いの勢いが続くかどうか注視したい。