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AI懸念残るなか米株反発、米鉱工業生産でドルは動くか

AI懸念残るなか米株反発、米鉱工業生産でドルは動くか

AI懸念残るなか米株反発、米鉱工業生産でドルは動くか

2026.10.16

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今後の主な経済指標

  1. 1 ユーロ圏9月HICP改定値
  2. 2 米9月鉱工業生産

昨日の米国市場は、序盤の下落から持ち直し、主要株価指数がそろって上昇した。NYダウは1.08%高の52,177.69、S&P500は0.33%高の7,744.06、ナスダック総合は0.08%高の26,713.03となった。AI関連企業の債務懸念が重しとなった一方、ヘルスケアなどへの資金移動が指数を支えた。米10年債利回りは安全資産需要を背景に約10bp低下して5.09%付近となり、ドル指数も101.99へ下落した。

欧州市場は、STOXX600が0.38%高の640.16となり、2週間超ぶりの高値圏へ上昇した。ヘルスケア株が2.4%高と相場を支えた一方、テクノロジー株は1.5%安となり、AI関連株への警戒が続いた。英FTSE100は1.08%高の10,840.35。本日はユーロドルが1.12ドル台前半で推移しており、18:00のユーロ圏HICP改定値を受けて欧州金利とユーロが動意づくか注目される。

本日の指標は、18:00にユーロ圏9月HICP改定値、21:30に米9月輸入・輸出物価指数、22:15に米9月鉱工業生産と設備稼働率が予定されている。ユーロ圏HICPは前年同月比3.8%、コア指数は2.5%の予想。米鉱工業生産は前月比0.4%が見込まれており、AI関連株への警戒が残るなか、金利とドルの方向感が変化するか見極めたい。

水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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