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米CPIとベージュブックでドルの方向感は変わるか

米CPIとベージュブックでドルの方向感は変わるか

米CPIとベージュブックでドルの方向感は変わるか

2026.10.14

NEW

今後の主な経済指標

  1. 1 米9月消費者物価指数(CPI)
  2. 2 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

昨日の米国市場は、主要株価指数がそろって下落した。NYダウは0.35%安の51,670.10、S&P500は0.02%安の7,805.45、ナスダック総合は0.15%安の27,204.38。半導体株の軟調や主要銀行の決算を受けた金融株安が重しとなった。一方、米10年債利回りは5.22%付近へ低下し、ドル指数も0.37%安の102.18となるなど、米CPIを前にドル高の勢いは一服した。

欧州市場は、STOXX600が0.1%安となり、2営業日続伸から反落した。中国半導体企業の技術進展を巡る報道を受けて欧州の半導体関連株も売られ、テクノロジー株が相場の重しとなった。ドイツDAXとフランスCAC40はいずれも0.07%安。為替ではユーロドルが1.1198ドル付近まで上昇しており、本日は米CPIを受けて1.12ドル台で値動きが強まるか確認したい。

本日の指標は、15:00にドイツ9月卸売物価指数、21:30に米9月CPI、27:00に米地区連銀経済報告(ベージュブック)が予定されている。米CPIは前月比0.6%、前年同月比3.6%への伸び加速が予想される一方、コア指数は前月比0.2%の見込み。インフレ結果と景気判断を受け、米金利やドルの方向感が変化するか見極めたい。

水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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