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原油高と米消費者心理でドルの方向感は変わるか

原油高と米消費者心理でドルの方向感は変わるか

原油高と米消費者心理でドルの方向感は変わるか

2026.10.09

NEW

今後の主な経済指標

  1. 1 カナダ9月雇用統計
  2. 2 米10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

昨日の米国市場は、NYダウが0.10%高の51,231.64となった一方、S&P500は0.47%安の7,765.36、ナスダック総合は1.25%安の27,193.34となった。中東情勢とハリケーンによる供給懸念から原油価格が急騰し、インフレ警戒が意識されたほか、半導体株も大きく下落した。一方、米10年債利回りは堅調な30年債入札を受けて5.23%付近へ低下した。

欧州市場は、STOXX600が0.8%安となり、約4カ月ぶりの低水準まで下落した。ドイツDAXは1.18%安、フランスCAC40も0.5%安となり、原油高によるインフレ懸念や高水準の国債利回りが株価の重しとなった。一方、ユーロドルは欧州金利の上昇一服を受けて1.12ドル台を回復。本日もフランスの財政問題を意識しながら、ユーロの下げ止まりが続くか確認したい。

本日の指標は、16:00にスイス9月SECO消費者信頼感指数、21:30にカナダ9月新規雇用者数と失業率、23:00に米10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値が予定されている。米消費者心理がインフレや景気への見方を変化させるか、米金利とドルの反応を見極めたい。

水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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