XS.com Trade the Global Markets
with a Trusted Broker

豪・RBA政策金利維持となるか注目か

豪・RBA政策金利維持となるか注目か

豪・RBA政策金利維持となるか注目か

2024.06.18

今後の主な経済指標

  1. 1 豪・RBA政策金利
  2. 2 米・小売売上高

昨日の米国市場は、6月のニューヨーク連銀製造業景況指数が発表された。結果は市場予想(-11.3)を上回り、-6.0だった。また、フィラデルフィア連銀のハーカー総裁が、「現時点における自身の予想に基づけば年内1回の利下げが適切」と発言。この発言を受け、ビットコイン/米ドルは65,150から67,260まで上昇した。

欧州市場は、欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーであるブイチッチ・クロアチア国立銀行(中銀)総裁が、「9月の追加利下げにはECBのインフレ見通し改善が必要」と発言。また、ラガルドECB総裁が「ECBは市場の適切な機能に関して注意を払っている。私の今日の使命はインフレを2%に持っていくことだ」と発言した。しかし、両者の発言に対してユーロドルが反応を示すことは特になかった。

本日の指標は、10:00に米・クックFRB理事の発言、10:10頃に日・日銀国債買い入れオペ、13:30に豪・RBA政策金利、14:30に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、18:00に独・ZEW景況感調査、21:30に米・小売売上高、26:00に米・クーグラーFRB理事の発言が予定されている。豪・RBA政策金利が予定通りの維持となるか注目したい。

水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

report