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2024.05.31
昨日の米国市場は、第1四半期の米GDP改定値が発表された。結果は前期比年率+1.3%と、速報値+1.6%から下方改定された。個人消費は+2.5%から+2.0%へ、GDPデフレーターは3.1%から3.0%へ、コアデフレーターは3.7%から3.6%へとそれぞれ下方修正されている。為替市場ではドル売りの動きとなった。
アジア市場は、日本では株式相場が続落。日経平均株価は一時900円以上下げる場面があった。ダウ先物は時間外取引で338ドル安と大幅安となり、円買いを後押しした。その結果、ドル円・ポンド円ともに先週の終値を割り込む下落となり、またユーロ円は先週の始値まで下落した。クロス円がようやく調整下落となったため、反転の上昇を狙いたいところ。また債券市場では、長期金利の代表的な指標となっている新発10年物国債の利回りが1.100%をつけ、2011年7月以来およそ13年ぶりの高水準となった。
本日の指標は、08:30に日・東京消費者物価指数、10:10に日・日銀国債買い入れオペ、10:30に中・製造業PMI、18:00欧・消費者物価指数、21:30に加・第1四半期GDP、米・個人所得、米・PCEデフレーターが予定されている。クロス円がもう一段下落するか見極めたい。